不安障害と性格には関係があった

症状と原因

不安障害と性格には関係があった

誰しも不安や緊張を感じるものです。例えば大事なプレゼンテーションや、試験の前に感じる緊張や眠れないなどの症状は、誰でも経験があるでしょう。そうした不安や緊張は、その原因となる出来事が過ぎてしまうと、何もなかったかのように消えてしまうものです。しかし最近増えてきている不安障害という疾患では、原因もないのに不安やそれに伴う身体症状がずっと続きます。しかも不定期に本人の意志とは関係なく発作が起こるので大変厄介です。

不安障害の原因ははっきり特定はされていません。遺伝的要素も指摘されていますが、環境の変化や人間関係から生じるストレス、病気や薬物との関係もあるとされています。性格も原因となりうるようです。例えば神経質で、生真面目、こだわりの強い性格を持ち、向上心があって完璧を求める性格に多く発症すると言われています。

不安障害は生活の様々な面に影響が及びます。特に以前の生活習慣も発症の原因となっていることが多く、生活全般を見直すことが症状の改善につながることが少なくありません。不安障害を抱えながら以前の仕事を続けることは可能なのでしょうか?

不安障害を抱えながら仕事を続ける場合は症状を悪化させないよう最大限の注意が必要です。特に必要なことが、周囲に不安障害について理解してもらうことです。心を開けられる人が1人でもいれば、不安は和らぎ症状を抑えることが容易になります。もし症状があまりに重く、仕事が疾患の原因になっている場合、休職することも必要かもしれません。無理に仕事を続けるなら、症状を悪化させるだけで、本来早く回復するはずの病気を慢性化させることになりかねません。

不安障害は罹患する人が増え続ける一方、様々な治療法も開発されており、正しい指導を受ければ緩和もしくは完治も十分可能になっています。特に大事なのは、本人が問題の原因となっている生活を見直し、治療中やその後にストレスの少ない生活習慣を身に付けることが回復への近道と言えるでしょう。

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