肩の力を抜いて不安障害を克服

不安障害

肩の力を抜いて不安障害を克服

私たちの持つ感情は、大抵の場合とても役に立ち人生を楽しいものにしてくれます。

人類が火を扱うようになってから、文明が急速に進歩したのと同じです。

でも火は使い方を誤ると火事を引き起こし、毎年何万人もが命を落とす原因にもなっています。

不安という感情も、もともとは人間の生存に不可欠なものでした。

でも不安が過剰に生まれ、それが際限なく続くという恐ろしい病気も存在するのです。

不安障害として知られるこの心の病は日本でも約5パーセントの人が罹患しています。

医学的には、この病気の仕組みや治療法も理解が進んできました。

しかし、これは本人の考え方や性格に起因するところが大きいため、治ったと思っても再発するケースが多いようです。

どうすれば不安を抱きにくい性格になれるのでしょうか。

まず、成功とは何かを問い直す必要があります。

この社会では、一番になることが強調されます。

例え一番でないとしても、トップクラスの一員であるよう期待され、それが達成されなければ周りや自分自身に落伍者とみなされることに不安を感じます。

ですから、成功とは自分のベストを尽くしたことではなく、他の人より上に立つことではないと考えましょう。

現実的な見方も必要です。

高すぎる理想はただ失望を招くだけです。

完璧ではなく、ベストを尽くせば満足せねばなりません。

高すぎる理想を掲げるのは、もしかすると思い上がっているだけかもしれないのです。

不安障害を抱えるようになった人は、いわば全速力で疾走してきた人も少なくありません。

ですから肩の力を抜いてみることも大事です。

医師も不安障害の患者に対し、何か趣味を持つよう勧めることがあります。

例えば楽器を演奏することは、今までしたことのない体験であり、間違いをたくさんすることになります。

それでもその過程を通して、完璧というのはただの理想に過ぎず、失敗や挫折も過程の一部だということが分かるかもしれません。

精神療法でも「あるがまま」とよく言われます。

あるがままの自分を受け入れることができれば、不安を抱く理由はもっと減るはずです。

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